開業ガイド

接骨院・整骨院の開業に必要な届出・許認可ガイド【2026年版】

必要届出数

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接骨院・整骨院を開くには、柔道整復師の国家資格だけでは足りません。2026年版の法規に準じ、施術所開設届や各種保険の受領委任払いなど、多岐にわたる行政手続きが待っています。中でも柔道整復師法に基づく施術所開設届は、地域住民の健康を守る上で外せない公衆衛生上の要件です。このガイドでは、これらの手続きから、見落としがちな広告規制まで、開業の各段階で役立つ具体的なアドバイスをお届けします。開業準備をスムーズに進め、地域に根差した院を目指しましょう。

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接骨院・整骨院の開業準備は、特に健康保険等受領委任契約の申請に時間を要するため、開業の3ヶ月前には着手しましょう。施術所開設届の構造設備基準の確認も早期に行うことが重要です。

届出・許認可一覧

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プロのアドバイス

  • レセプト請求代行サービス、検討はした?療養費の受領委任払いにおけるレセプト作成・提出は専門性が高く、時間もとられます。柔道整復師会への入会やレセコン導入とあわせて、代行サービスやクラウド型レセコンを使えば、請求漏れや返戻リスクを減らせます。
  • 柔道整復師法の広告規制は厳守。「治る」「完治」といった表現は第24条の誇大広告禁止に触れるかもしれません。施術範囲内の「骨折・脱臼・捻挫・打撲」や、「スポーツ外傷」「交通事故治療」といったサービス名を具体的に示し、厚生労働省のガイドラインに従うこと。
  • 自由診療メニューの導入は経営安定化の鍵。保険診療の単価は国で決まっています。だからこそ、保険外の自由診療(姿勢矯正、骨盤調整、鍼灸併用、高周波治療、インナーマッスルトレーニング指導など)で、患者さんのニーズに応え、他院との差別化を図りましょう。
  • 地域医療機関(整形外科など)と連携を強め、紹介を増やす。そしてGoogleマイビジネスは「接骨院 地域名」「交通事故治療 地域名」といったキーワードで上位を目指し、最適化を進めよう。患者さんの口コミを集め、丁寧に返信するのも忘れずに。
  • 低周波、高周波、超音波、牽引装置…施術に合う電気治療器選びは、開業初期の大きな出費。タカラベルモントや酒井医療といった主要メーカーの製品を比較検討し、リースや中古も選択肢に入れて、費用対効果の高い導入計画を立てるべきです。

よくある失敗

  • 施術所の構造設備基準、確認不足: 施術室の面積(6.6平方メートル以上)、換気、採光、清潔さ、待合室やトイレの有無。柔道整復師法で定められたこれら基準を満たしていなければ、施術所開設届は受理されない。物件選びの段階で保健所に相談を怠ると、後で大きな手戻りになる恐れがあります。
  • 健康保険等受領委任契約、申請が遅れると: 申請から認定まで2〜3ヶ月かかる健康保険の受領委任契約。開業直前に申請すると、当初は保険診療ができず、患者の信頼を損なったり、資金繰りが厳しくなったりする可能性があります。
  • 広告規制違反で指導: 柔道整復師法の広告規制は大変厳しいものです。「○○式で痛みが一瞬で消える!」のような誇大広告は、指導や業務停止処分につながりかねません。広告できる事項(施術所の名称、電話番号、柔道整復師の氏名、施術科目、施術時間など)をよく理解せず、集客を急ぐあまり違反する例は少なくありません。
  • レセプト作成・請求のミス: 療養費の請求(レセプト)は、傷病名、施術内容、期間、回数などが細かく決められています。記載漏れや間違いがあれば、返戻や減額の対象となり、未収金が出て資金繰りを苦しめる。特に交通事故治療のレセプトは複雑で、知識不足がトラブルを招くことがあります。

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