ネットショップ(EC)の売上・損益シミュレーター【2026年版】
ネットショップ(EC)事業の成功には、緻密な収益計画が不可欠です。本シミュレーターでは、ShopifyやBASEなどのECプラットフォーム利用料、商品原価、Google広告やMeta広告の費用、FBAやオープンロジといった物流コスト、さらにはStripeやPayPalの決済手数料まで、EC特有の多岐にわたる費用構造を具体的に洗い出します。売上予測とコスト分析を通じて、損益分岐点を明確にし、開業前から黒字化への具体的な戦略を立てるための強力な羅針盤となるでしょう。
※ 初期値は業界平均に基づく概算です。ご自身の計画に合わせて各項目の数値を変更してください。
月間売上
101万円
月間コスト
98万円
月間利益(利益率4%)
+4万円
損益分岐点売上
78万円
ネットショップ(EC)における損益分岐点とは、ECプラットフォーム利用料、サーバー・ドメイン費用、クラウド会計ソフト費用といった固定費に加え、商品原価、決済手数料、広告宣伝費(Google広告、Meta広告)、物流費(FBA、オープンロジ手数料)といった変動費を、売上高で完全にカバーできる売上金額を指します。特に、変動費の割合が高いEC事業では、売上数量の増加が利益に直結するため、広告運用による新規顧客獲得とLTV向上が鍵となります。
売上項目
ECサイトで販売する主力商品の売上
ダウンロード販売される電子書籍、テンプレート等の売上
サプリメント、コーヒー豆などの定期便サービス売上
顧客から徴収する送料
有料ラッピング、名入れなどの追加サービス売上
コスト項目
販売した商品の仕入れ費用や製造費用
Shopifyベーシックプラン、BASEグロースプランなどの月額費用
クレジットカード決済、コンビニ決済、PayPalなどの手数料
Google広告、Meta広告、Amazon広告、インフルエンサーマーケティング費用
ヤマト運輸、佐川急便などの配送料、FBA手数料、梱包資材費用
独自ドメイン取得・維持費用、レンタルサーバー費用
プロカメラマンによる商品撮影、SEO記事ライティング、LP制作費用
freee会計、マネーフォワードクラウド会計などの月額利用料
顧客都合または不良品による返品時の返送料、再発送費用
受注処理、顧客対応、商品管理を行うスタッフの人件費
EC運営専用の事務所や倉庫の家賃、電気代、水道代
ECサイトの機能追加、セキュリティ対策、API連携などの費用
業界ベンチマーク
ECサイト平均CVR
1.5%〜3.0%
訪問者が購入に至る割合。商品カテゴリ、広告品質で変動。
広告費用対効果(ROAS)
200%〜400%
広告費1円あたりで得られた売上。ROASが高いほど効果的。
物流コスト比率
売上高の10%〜15%
梱包材費、配送料、倉庫管理費などの合計が売上高に占める割合。
決済手数料
売上高の3.5%〜4.0%
クレジットカード、電子マネーなどの決済サービス利用料。
平均客単価
8,000円〜15,000円
1回の購入あたりの平均金額。商品構成やプロモーションで変動。
リスク要因
- 競合他社の増加や価格競争の激化により、広告単価の高騰や商品単価の引き下げ圧力が生じ、利益率が低下するリスク。
- GoogleやMetaといった広告プラットフォームの規約変更、または個人情報保護法改正によるターゲティング広告の制限により、効果的な集客が困難になるリスク。
- 国際情勢や原油価格高騰に伴う物流コスト(海上運賃、陸上輸送費)の急激な上昇、または配送会社のシステム障害による配送遅延や誤配送のリスク。
- ECサイトへの不正アクセスや顧客情報の漏洩といったサイバーセキュリティリスクが発生し、企業の信頼失墜や損害賠償責任を負うリスク。
- 利用しているECプラットフォーム(Shopify、BASEなど)のシステム障害や大規模なメンテナンスにより、一時的にサイト運営が停止し、販売機会を喪失するリスク。
プロのアドバイス
- 「Shopify」「BASE」「STORES」などカートシステムの手数料体系(月額固定費+販売手数料)を比較検討し、自社の販売規模や商品単価に最適なプランを選定することで、固定費・変動費を最小化しましょう。
- Google広告やMeta広告といった主要な広告プラットフォームにおける「ROAS(広告費用対効果)」を常にモニタリングし、CPA(顧客獲得単価)を意識した広告予算の最適配分を継続的に実施してください。
- 「Amazon FBA」や「オープンロジ」などの物流代行サービス導入時は、保管料、出荷手数料、配送料、返品処理費用の合計を算出し、自社発送と比較して費用対効果を厳密に評価することが重要です。
- 特定商取引法に基づく表記(事業者名、所在地、連絡先、送料、返品条件など)をECサイトのフッターなどに明確に記載し、顧客からの信頼性を高めることで、カゴ落ち率の改善やLTV向上に繋げましょう。
- 顧客データを活用し、リピート購入を促すCRM施策(例:メールマガジン、LINE公式アカウントでのクーポン配布)や、定期購入モデルを導入することで、安定したLTV(顧客生涯価値)を確保し、チャーンレートを抑制することが長期的な収益基盤を強化します。
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