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キャッシュレス決済端末 比較ガイドカード・電子マネー・QRを1台で受ける5社とPayPay
お店でカード・電子マネー・QRコード決済を受けるには、決済端末(または決済サービス)への申込みが必要です。比べるべきは「端末代と月額」「決済手数料」「入金のタイミング」の3つで、どれを重視するかで向く端末が変わります。常設の店舗があり、iPadかiPhoneを持っているなら、月額・カードリーダー代・振込手数料がすべて0円で、対応する決済ブランドも多いAirペイが最初の候補です。カードの手数料をできるだけ下げたい、Android端末を使いたい、移動販売が中心といった場合は、SquareやSTORES 決済、PayPayが向きます。
各社の条件は2026年9月24日時点の公式サイトの記載に基づきます(手数料・キャンペーンは変更される場合があります)。
選び方の軸
端末代と月額(最初と毎月の固定費)
月額0円で始められるのは、Airペイ・Square・STORES 決済(フリープラン)の3社。Airペイは新規申込み1台目のカードリーダーが無償貸与で、iPadかiPhoneを自分で用意する。Squareはリーダーを4,980円(税込)で購入する。PayCAS Mobileは端末0円だが月額1,980円/台(税別)で4年契約、PAYGATEは端末0円(数量限定)で月額3,300円(税込)かかる。
決済手数料(売上から毎回差し引かれる)
Visa・Mastercardの通常料率は、Airペイ3.24%、Square 2.5%(年間決済額3,000万円未満・主要カードの対面決済)、STORES 決済2.48%(フリー)/1.98%(月額3,300円のスタンダード。年間決済額3,000万円未満などの条件あり)。Airペイも中小企業などの条件を満たせば主要6ブランドが2.48%になる。電子マネー・QRは税込にすると各社おおむね3.24〜3.25%(税抜2.95%は税込3.24%)。売上が大きくなるほど手数料の差が効くため、月の売上見込みと月額を合わせて比べる。
入金のタイミングと振込手数料
開業直後の資金繰りに効く。Airペイは月3回(みずほ・三菱UFJ・三井住友は月6回)で振込手数料はどの銀行でも無料。Squareは三井住友・みずほなら翌営業日、その他の銀行は毎週金曜で、振込手数料は無料。STORES 決済は手動入金なら最短翌々日(10万円未満は振込手数料200円)、PayCAS MobileとPAYGATEは月2回。
使う端末と店舗の形態
AirペイはiPad・iPhone専用でAndroidには対応しない。SquareのリーダーはiOS・Androidの両方で使え、PayCAS Mobile・PAYGATE・STORES 決済は端末単体で決済できる。Airペイは常設の店舗や事務所が拠点になっていることが前提のため、キッチンカーやイベント出店が中心ならSquareやPayPayを検討する。
カード・電子マネー・QRを1台で受けられる5社
「—」は確認した公式ページに記載のない項目です。手数料の税込・税別は各社の表記に従っています。※1 新規申込みの1台目のみ。申込み月の6ヶ月後の月末までに審査を通過することが条件(通常は1台27,720円・税込)。居酒屋・焼肉・韓国料理・イタリアン・フレンチ・和食の6業態は、台数限定でiPadも無償貸与。※2 中小企業者の定義に当てはまるなどの条件を満たすと、Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discoverが2.48%。※3 交通系・楽天Edy・QR(PayPay等)は2.95%(税抜・税込3.24%)。iD・QUICPayはクレジットカードと同じ3.24%。COIN+は0.99%(税抜)。※4 年間キャッシュレス決済額3,000万円未満で、主要6ブランドの対面決済の場合。それ以外は3.25%〜。※5 年間契約の月額。スタンダードは決済端末1台を無償貸与。※6 端末を無償提供するため、4年以内の解約は違約金(13カ月以内66,000円〜49カ月以内16,500円)。電子マネーを使う場合は月額1,020円/台(税別)を追加。※7 中小事業者応援プログラム適用で2.48%、さらに月額1,980円/店舗(税別)の「あんしんプラス」に加入すると2.20%。※8 数量限定(通常39,600円・税込)。※9 中小企業者などの条件あり。ブランド別の内訳は公式記載なし。※11 年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件あり(条件の全体は公式記載なし・要問い合わせ)。3,000万円以上はフリー3.24%/スタンダード2.98%。
← 表は横にスクロールできます(5社)
| 項目 | Airペイ | Square | STORES 決済 | PayCAS Mobile | PAYGATE |
|---|---|---|---|---|---|
| 端末代 | カードリーダー0円(無償貸与)※1 | リーダー4,980円/ターミナル39,980円(税込・購入) | フリー27,720円(税込・購入)/スタンダードは1台無償貸与※5 | 0円(4年契約)※6 | 0円(数量限定)※8 |
| 月額 | 0円 | 0円 | フリー0円/スタンダード3,300円(税込)※5 | 1,980円/台(税別・通信費込み)※6 | 3,300円(税込) |
| Visa・Mastercard | 3.24%(条件付きで2.48%)※2 | 2.5%※4 | フリー2.48%/スタンダード1.98%※11 | 2.80%(条件付きで2.48%・2.20%)※7 | 1.98%〜※9 |
| 電子マネー・QR | 2.95%(税抜・税込3.24%)※3 | 3.25% | 3.24% | 電子マネー2.95%(税別・税込約3.25%)/PayPay 2.80%(税別・税込3.08%) | 電子マネー3.24%/QR 2.00%〜 |
| 入金・振込手数料 | 月3回(3メガバンクは月6回)・振込手数料0円 | 三井住友・みずほは翌営業日、その他は毎週金曜・振込手数料0円 | 手動は最短翌々日(10万円未満は200円)/自動は翌月20日・無料 | 月2回・振込手数料0円 | 月2回(QRは月1回)・振込手数料は—(公式記載なし) |
| 必要な機器 | iPadまたはiPhone(Android不可) | iOS・Android端末+リーダー、またはターミナル単体 | 端末単体で決済可(POSレジ連携はiPad・iPhone) | 端末単体(プリンター・SIM内蔵) | 端末単体(プリンター内蔵) |
| 利用開始まで | 申込みから2週間程度 | 最短当日(主要4ブランドの審査は通常1〜3営業日) | 最短4営業日 | 2週間程度 | 最短15日(公式の流れでは審査1〜2ヶ月) |
QRコード決済だけを導入する場合
PayPayはカード・電子マネーには対応しません。カードも受けるなら上の5社のいずれかと組み合わせます(上の5社の多くはPayPayにも対応しています)。※10 月額1,980円(税別)のライトプランは1.60%(税別)。
← 表は横にスクロールできます(1社)
| 項目 | PayPay |
|---|---|
| 端末代 | 0円(店頭用QRコードキット) |
| 月額 | 0円(ライトプランは1,980円・税別) |
| 決済手数料 | 1.98%(税別)※10 |
| 入金・振込手数料 | 月1回なら振込手数料無料(早期振込は有料) |
| 利用開始まで | 最短当日 |
各サービスの詳細
並び順は上の比較表と同じです。順位付けではありません(並べ方の基準はページ下部の「本ページの選定基準」に書いています)。
Airペイ
月額・カードリーダー・振込手数料0円/決済ブランドが多い
リクルートが提供する決済サービス。初期費用・月額・振込手数料がかからず、新規申込み1台目のカードリーダーは無償貸与される(申込み月の6ヶ月後の月末までに審査を通過することが条件)。カード・電子マネー・交通系IC・QRコード決済まで1台で受けられ、公式は「決済ブランド92種」と案内している。主要カードの通常料率は3.24%とSquare・STORESより高いが、中小企業者などの条件を満たせば主要6ブランドが2.48%になる。入金は月3回(みずほ・三菱UFJ・三井住友の口座なら月6回)で、どの銀行でも振込手数料は無料(ゆうちょ銀行は指定不可)。iPadまたはiPhoneが必要で、Android端末には対応しない。個人事業主も、開業前(店舗の賃貸借契約書などを提出)でも申し込める。無料のPOSレジ「Airレジ」と連携できる。申込みから利用開始までは2週間程度で、公式は現在「審査に時間を要しております」と注記している。
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Square(Square リーダー/ターミナル)
主要カード2.5%・Androidも可・最短当日から
初期費用・月額固定費0円で、解約金・違約金もない。主要6ブランドの対面決済は2.5%(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の場合)で、月額0円の中ではSTORES 決済フリープランの2.48%に次いで低い。電子マネーとQRコード決済は3.25%。Square リーダー(4,980円・税込)はiOSとAndroidの両方に対応し、プリンター内蔵のSquare ターミナル(39,980円・税込)なら端末単体で決済できる。入金は三井住友銀行・みずほ銀行なら翌営業日、その他の銀行は毎週金曜で、振込手数料は無料。Visa・Mastercard・American Express・銀聯は最短でアカウント作成の当日から使える。個人事業主も利用できる。
STORES 決済
月額プランでVisa・Mastercard 1.98%
月額0円のフリープランと、月額3,300円(税込・年間契約)のスタンダードプランがある。スタンダードはVisa・Mastercardが1.98%(JCB等は2.38%。年間決済額3,000万円未満などの条件あり)で決済端末1台が無償貸与されるため、カード売上が多い店ほど月額を払っても得になりやすい。フリーは端末を27,720円(税込)で購入し、カード手数料は2.48%。電子マネー・QRはどちらも3.24%。年間キャッシュレス決済額が3,000万円以上になると料率が上がる。入金は手動なら最短翌々日(入金額10万円未満は振込手数料200円)、自動なら月末締め翌月20日で振込手数料無料。お申し込みから最短4営業日でカード決済を使い始められる。ネットショップや予約ページも同じSTORESのアカウントで作れる。
PayCAS Mobile
端末0円・プリンター内蔵の一体型(4年契約)
PayPayが案内する、プリンターと通信SIMを内蔵した一体型の決済端末。端末代は0円だが、無償提供のため4年以内に解約すると違約金(13カ月以内66,000円〜49カ月以内16,500円)がかかる。月額は1,980円/台(税別・通信費込み)で、電子マネーも使う場合は1,020円/台(税別)が加わる。Visa・Mastercardの一般料率は2.80%で、初めてカード決済を導入する中小事業者などの条件を満たすと2.48%、さらに月額1,980円/店舗(税別)の「あんしんプラス」に加入すると2.20%になる。入金は月2回で振込手数料は無料。iPadなどを用意しなくてよい反面、長期契約が前提になる。
PAYGATE(スマレジ)
スマレジの決済端末・クレジット1.98%〜
POSレジのスマレジが提供するマルチ決済端末。端末代39,600円(税込)が0円になるが「数に限りがございます」とされている。月額利用料は3,300円(税込)で、スマレジ有料プランの契約者向けに月額0円の新プラン(決済手数料は異なる)もある。クレジットカードは中小企業者などの条件を満たせば1.98%〜、電子マネー3.24%、QRコード決済2.00%〜で、ブランド別の内訳は問い合わせになる。入金はクレジット・電子マネーが月2回、QRが月1回。エステサロンや学習塾などの継続的なサービスには使えない。スマレジと連携して使う場合はWi-Fiが必要。
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PayPay(QRコード決済の店舗導入)
端末不要・手数料1.98%・移動販売も可
店頭に置くQRコードを読み取ってもらう方式で、専用端末は要らない。初期費用・機器費用は0円、決済システム利用料は1.98%(税別)で、月額1,980円(税別)のライトプランにすると1.60%(税別)になる。入金は月1回なら振込手数料が無料。実店舗のある法人・個人事業主なら申し込め、開業前でも申込み可能。移動販売・キッチンカー・フリーマーケットでも導入できると公式FAQにある。カード・電子マネーには対応しないため、カードも受けるなら上の5社のいずれかと組み合わせる。
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本ページの選定基準
本ページは広告(PR)を含みます。掲載順と比較表の内容は、読者の状況(固定費・決済手数料・入金のタイミング・使う端末と店舗の形態)を基準に選定・記載しており、報酬額では決めていません。常設店舗でiPad・iPhoneを使い、固定費をかけずに始めたい開業者を基準に、月額0円の3社を先に並べています。各社の条件は2026年9月24日時点の公式サイトの記載に基づき、手数料の税込・税別は各社の表記に従っています。キャンペーンは条件を確認できたものだけを載せ、終了時期の定めがないもの(Airペイの飲食6業態のiPad無償貸与、PAYGATEの端末0円など)は予告なく終了する場合があります。表記が混在していて条件を確認できなかったSquareの割引コードは載せていません。公式サイトに記載のない項目は「—」と表記しています。
よくある質問
Q. 一番安く始められる決済端末は?
A. 初期費用と月額の両方を0円にできるのは、Airペイ(カードリーダーは新規1台目を無償貸与。iPadかiPhoneは自分で用意)と、QRコード決済だけのPayPayです。SquareとSTORES 決済のフリープランも月額0円ですが、端末はそれぞれ4,980円・27,720円(税込)で購入します(Squareはスマートフォンのタッチ決済を使えば端末なしでも始められますが、受けられるのはカードのタッチ決済です)。PayCAS Mobileは端末0円でも月額1,980円/台(税別)と4年契約、PAYGATEは月額3,300円(税込)がかかります。
Q. 決済手数料が一番安いのは?
A. Visa・Mastercardでは、STORES 決済のスタンダードプラン(月額3,300円・税込)とPAYGATE(月額3,300円・税込)の1.98%が最も低い水準ですが、どちらも年間決済額などの条件付きです。月額0円の中では、STORES 決済フリープランの2.48%(端末27,720円・税込を購入)が最も低く、Squareの2.5%(年間決済額3,000万円未満・主要カードの対面決済。リーダー4,980円・税込)が続きます。Airペイの通常料率は3.24%ですが、中小企業者などの条件を満たすと2.48%になります。QRコード決済だけならPayPayの1.98%(税別)が目安です。月額と手数料を合わせて、月の売上見込みで比べてください。
Q. 開業前でも申し込める?
A. Airペイは店舗が完成する前でも、店舗の賃貸借契約書・オープン広告のチラシ・求人広告のいずれかと、店舗の住所などが分かる資料で申し込めます。PAYGATEも店舗の賃貸借契約書の写真で申し込めます。PayPayは開業前の申込みが可能と公式FAQにあります。いずれも審査があるため、オープン日から逆算して早めに申し込むのが確実です(Airペイは申込みから2週間程度)。
Q. キッチンカーやイベント出店でも使える?
A. Airペイは常設の店舗や事務所(自宅兼事務所を含む)が拠点になっていることが前提です。PayPayは移動販売・キッチンカー・フリーマーケットでの導入が可能と公式FAQにあります。Squareのリーダーはスマートフォンと組み合わせて持ち運べます。移動販売が中心なら、PayPayとSquareから検討するのが近道です。
Q. POSレジも一緒に使いたい場合は?
A. AirペイはAirレジ、Squareは自社のPOSレジ、STORES 決済はSTORES レジ、PAYGATEはスマレジと連携できます。POSレジの選び方は「POSレジの比較」ページで無料プランの範囲や対応端末を比べています。
決済端末を含む開業時の設備は、業種別の「備品リスト」で確認できます。