開業ガイド

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レンタルサーバー 比較ガイド開業時に自社サイトを置く5社

自社のホームページやネットショップを自前で持つなら、まずレンタルサーバーを決めます。開業直後に効いてくるのは月額の安さより「初期費用」「独自ドメインが無料で付くか」「無料お試し期間があるか」の3点で、ここが各社ではっきり違います。月額は36ヶ月などの長期契約を前提にした表示が多いため、短期で見直す可能性があるなら契約期間ごとの金額を必ず確認してください。法人で「.co.jp」を使いたい場合や、稼働率の保証が要件になる場合は選択肢が絞られます。

各社の条件は2026年8月9日時点の公式サイトの記載に基づきます(料金・キャンペーンは変更される場合があります)。

選び方の軸

月額表示の前提になっている契約期間

各社とも最安値は長期一括契約の月額換算で出している。ConoHa WINGの649円はWINGパック36ヶ月、お名前.comの891円は36ヶ月払い、コアサーバーは255円〜。1ヶ月単位だと大きく上がる(お名前.comは1ヶ月払いで2,398円)。短期で見直す可能性があるなら、契約期間別の金額で比べる。

独自ドメインが無料で付くか

ドメイン代は年1,000〜4,000円程度が別にかかるため、無料特典の有無で総額が変わる。ConoHa WINGはWINGパックで最大2つ無料、お名前.comは1個目の登録費用(1年目)が無料で更新費用が永久無料、Xserverビジネスは「.co.jp」を含む16種類から2つ永久無料。さくらのレンタルサーバはドメインを別サービスとして案内している。

法人で「.co.jp」と稼働率保証が要るか

「.co.jp」は日本で登記した法人しか取得できないドメインで、取引先からの信用に関わる場面がある。Xserverビジネスは「.co.jp」を含む2つが永久無料で、月間稼働率99.99%以上を保証と明記している。ここが要件になるなら月額3,762円(税込)は妥当な線になる。要件でないなら月額649円〜の選択肢で足りる。

無料で試せるか

契約前に管理画面や表示速度を確かめられるかどうか。コアサーバーは30日間、Xserverビジネスとさくらのレンタルサーバは14日間の無料お試しがある。お名前.comは初月無料。ConoHa WINGは公式ページに無料お試し期間の記載がない。

レンタルサーバー5社の比較(月額の安い順)

「—」は確認した公式ページに記載のない項目です。さくらのレンタルサーバは広告リンクではありません。月額はいずれも各社が公式サイトで提示している最安の月額換算(長期一括契約が前提のものを含む)です。※1 CORE-MINI(V1プラン)の金額。上位プランはCORE-A 510円〜・CORE-B 1,015円〜・CORE-C 3,165円〜、V2プランはCORE-X 430円〜・CORE-Y 760円〜・CORE-Z 2,190円〜。※2 WINGパック36ヶ月契約時のベーシック。24ヶ月844円・12ヶ月991円。ビジネスプランはBizライト1,331円〜(36ヶ月)。※3 36ヶ月払いの月額。1ヶ月払いは2,398円、12ヶ月払いは1,078円。※4 スタンダードプランの金額。プレミアム7,524円〜、マネージド専用サーバーは19,800円〜。キャンペーンで30%還元の記載あり。※5 料金表に具体的な金額の記載を確認できませんでした(「3年契約で最大36%オフ」の記載のみ)。

項目コアサーバーConoHa WINGお名前.comXserverビジネスさくらのレンタルサーバ
月額255円(税込)※1649円(税込)※2891円(税込)※33,762円(税込)※4—※5
初期費用V1プラン 無料/V2プラン 1,650円無料無料16,500円無料(マネージドサーバは17,600円)
独自ドメイン無料○(V2プラン同時申込で実質無料・他社からの移管で永久無料)○(WINGパックで最大2つ無料)○(1個目の登録費用1年目無料・更新費用永久無料)○(「.co.jp」など16種類から2つ永久無料)
ディスク容量300GB(CORE-MINI)〜1,400GB500GB(ベーシック)1TB700GB(NVMe)・転送量無制限100GB(ライト)〜900GB(ビジネスプロ)
無料お試し30日間初月無料14日間14日間
稼働率の保証99.99%以上(2024年3月〜2025年3月の実績値)月間99.99%以上を保証99.99%以上

各サービスの詳細

ConoHa WING

初期費用0円・独自ドメイン最大2つ無料

GMOインターネットが運営。長期契約パック「WINGパック」を選ぶと初期費用が無料になり、独自ドメインが最大2つ無料で付きます。ベーシックは36ヶ月契約で月額649円(税込)、24ヶ月で844円、12ヶ月で991円。ディスクは500GBで、独自SSLは無料。稼働率は「99.99%以上」と記載がありますが、これは2024年3月1日〜2025年3月31日の実績値であって保証値ではない点に注意してください(保証を明記しているのはXserverビジネスとさくらのレンタルサーバ)。法人向けにはBizライト(36ヶ月で月額1,331円)などのビジネスプランもあります。初期費用とドメイン代を含めた初年度の持ち出しを抑えたい場合の第一候補。無料お試し期間の記載は公式ページにありません。

お名前.com レンタルサーバー

初月無料・ディスク1TB・ドメイン更新費用が永久無料

同じくGMOインターネットのサービス。36ヶ月払いで月額891円(税込)、24ヶ月払いで990円、12ヶ月払いで1,078円、1ヶ月払いだと2,398円と、契約期間で大きく変わります。特徴はディスク容量1TBと、独自ドメインの扱い。対象ドメインの1個目は登録費用(1年目)が無料で、さらに更新費用が永久無料と明記されています。ドメインを長く使い続ける前提なら、この更新無料は効いてきます。初期費用は無料、初月無料、独自SSLも無料。SLA制度への言及はありますが、具体的な稼働率の保証値は公式ページに記載がありません。ドメインとサーバーを同じ管理画面でまとめたい場合に向きます。

コアサーバー(Value Domain)

月額255円〜・30日間の無料お試し

GMO Digirockが運営し、バリュードメインと同じグループのサービス。本ページで最も安く、CORE-MINIは月額255円(税込)から。プランはV1系(CORE-MINI/A/B/C)とV2系(CORE-X/Y/Z)に分かれ、初期費用はV1が無料、V2が1,650円です。無料お試しは30日間と本ページで最長で、契約前に管理画面や表示速度をひととおり確かめられます。独自SSLは無料。独自ドメインはV2プランの同時申込で実質無料になり、他社からの移管なら永久無料と記載があります。稼働率の保証値の記載はありません。まず安く始めて、必要になったら上位プランへ移りたい場合の選択肢です。

Xserverビジネス

「.co.jp」永久無料・月間稼働率99.99%以上を保証

本ページで唯一、法人利用を正面から想定したプラン構成になっているサービスです。決め手は2つ。1つは法人専用の「.co.jp」を含む人気ドメイン16種類から2つが永久無料になること。もう1つは月間稼働率99.99%以上を「保証」と明記していることで、他社が実績値の提示にとどめるなかで契約上の位置づけが違います。スタンダードは月額3,762円(税込)で初期費用16,500円、ディスクは700GB(NVMe)で転送量は無制限。上位にプレミアム(7,524円〜)とマネージド専用サーバー(19,800円〜)があります。14日間の無料お試しあり、独自SSLは無料・無制限。導入企業は25万社と記載があります。料金は本ページで最も高いため、「.co.jp」や稼働率保証が要件でないなら他社で足ります。逆に、取引先に法人サイトとして見せる必要がある業種ではここが基準になります。

さくらのレンタルサーバ

初期費用無料・14日間お試し・稼働率99.99%以上

さくらインターネットが運営する老舗のレンタルサーバー。初期費用は無料(マネージドサーバのみ17,600円)、14日間の無料お試しがあり、サーバー稼働率99.99%以上と記載されています。ディスクはライト100GB・スタンダード300GB・ビジネス600GB・ビジネスプロ900GB。独自SSLはLet's Encryptなら無料。表示価格は36ヶ月一括契約の月額換算・税込と説明されており「3年契約で最大36%オフ」の記載はあるものの、確認した料金ページで各プランの具体的な金額を確認できなかったため、本表では「—」としています(申し込み前に公式サイトで最新の金額を確認してください)。独自ドメインは「さくらのドメイン」という別サービスとして案内されており、サーバー契約に無料で付く旨の記載はありません。本ページで唯一の広告リンクなし掲載です。

本ページの選定基準

本ページは広告(PR)を含みます。掲載順と比較表の内容は、読者の状況(月額表示の前提になっている契約期間・独自ドメインが無料で付くか・「.co.jp」と稼働率保証が要るか・無料で試せるか)を基準に選定・記載しており、報酬額では決めていません。実際、比較表は月額の安い順に並べており、報酬が最も高いXserverビジネスは4番目です。さくらのレンタルサーバは広告リンクではありません。各社の月額は公式サイトが提示する最安の月額換算で、長期一括契約が前提のものを含みます。契約期間ごとの金額は各社で異なるため、必ず公式サイトで自分が選ぶ契約期間の金額を確認してください。各社の条件は2026年8月9日時点の公式サイトの記載に基づき、公式サイトに記載のない項目は「—」と表記しています。

よくある質問

Q. 開業したばかりなら、どれを選べばいい?

A. 自社サイトを1つ置くだけなら、月額649円〜のConoHa WING、891円〜のお名前.com レンタルサーバー、255円〜のコアサーバーのいずれでも足ります。判断材料になるのは独自ドメインの扱いで、ConoHa WINGはWINGパックで最大2つ無料、お名前.comは1個目の登録費用(1年目)が無料でさらに更新費用が永久無料です。逆に、法人で「.co.jp」を使いたい、あるいは稼働率の保証が要件になる場合はXserverビジネス(月額3,762円・税込)が候補になります。

Q. 表示されている月額のまま契約できる?

A. 多くは長期一括契約を前提にした月額換算です。ConoHa WINGの649円はWINGパック36ヶ月契約時、お名前.comの891円は36ヶ月払いの月額で、1ヶ月払いだと2,398円になります。開業直後は事業の形が変わることもあるため、3年分を先に払う判断をする前に、12ヶ月払いや1ヶ月払いの金額も確認しておくと安全です。なお初期費用は、Xserverビジネスが16,500円、コアサーバーのV2プランが1,650円で、他は無料です。

Q. 「.co.jp」は必要?

A. 業種によります。「.co.jp」は日本で登記した法人が1社1つだけ取得できるドメインで、法人であることが登記情報で裏づけられるため、取引先や金融機関に対する信用の材料になる場面があります。BtoBで法人相手に営業する場合や、大手企業と取引する予定がある場合は検討する価値があります。一方、個人事業主は取得できず、店舗の集客が中心なら「.com」「.jp」でも実務上の不利はほとんどありません。本ページでは Xserverビジネスが「.co.jp」を含む16種類から2つを永久無料と明記しています。

Q. 無料お試しはある?

A. コアサーバーが30日間、Xserverビジネスとさくらのレンタルサーバが14日間の無料お試しを設けています。お名前.com レンタルサーバーは初月無料です。ConoHa WINGは公式ページに無料お試し期間の記載がありません。管理画面の使いやすさや表示速度は契約してみないと分からない部分があるため、迷っているなら試せるところから触ってみるのが確実です。

Q. そもそもレンタルサーバーは必要?

A. 必要ない場合もあります。ペライチやジンドゥーのようなホームページ作成サービス、BASEやSTORESのようなネットショップサービスを使うなら、サーバーは各サービスが用意するため契約は不要です。レンタルサーバーが要るのは、WordPressで自社サイトを作る場合や、メールアドレスを独自ドメインで運用したい場合、将来的にサイトの構成を自由に変えたい場合です。作り方から決めたい場合は「ホームページ作成の比較」を先に見てください。

サイトの作り方から決めたい場合は、ホームページ作成の比較ページで自作と制作代行を比べられます。